ご挨拶
皆様こんにちは、柏原脳神経クリニックの院長です。
当院は、平成18年4月に開院しました。
福井県立病院では、昭和63年6月から平成17年3月まで脳神経外科医として勤務しました。
脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)、頭部外傷、脳腫瘍、頸椎疾患等多くの手術を経験しました。
脳卒中には、しばしば後遺症が残ります。脳卒中の予防には、高血圧、脂質異常症、糖尿病等の管理が大切です。これらの治療を行い、再発予防、発症予防に努めています。
認知症の治療も当初より行い、開院から16年で1400例以上の認知症の患者さんを診療しました。毎月、約200名の認知症の患者さんを診療しています。
頭痛の患者さんも多く、片頭痛の方が極めて多い印象です。頭痛の方には頸椎疾患の方、VDT症候群の方も比較的多い印象です。
めまい、手足のしびれ等での受診も少なくありません。てんかんの患者さんも多く治療しています。
パーキンソン病や多発性硬化症などの神経難病の患者さんもいますが、診断、治療に診療所単独では困難な事もあり、病院の専門医と連携して診療しています。福井県立病院への紹介が多いのですが、希望によりどこの医療機関にも紹介させていただいています。
当院では、レントゲン、全身CT、頸動脈エコー、心電図、重心動揺計等の検査をしています。MRI、脳血流検査など当院で出来ない検査等は病院を紹介して検査しています。頭ということで、他の診療所からの紹介も少なくありません。この症状は、どこで見てもらったらいいのか分からないので受診したという方も来院されます。どこの診療科がいいのか難しいかなと思いながら診察することもありますが、必要に応じてアドバイスをしています。
頭に関することは、気楽に当院にご相談していただければ幸いです。
院長 柏原 謙悟(かしはら けんご)
略 歴
昭和52年 金沢大学医学部卒業
金沢大学医学部脳神経外科入局
昭和56年 金沢大学医学部大学院卒業 医学博士取得
昭和58年 日本脳神経外科学会 専門医取得
昭和59年 金沢大学医学部脳神経外科助手
昭和63年 同講師
昭和63年 6月から福井県立病院 脳神経外科医長
平成14年 福井県立病院 脳神経外科主任医長
平成15年 日本医師会認定産業医
平成17年 日本脳卒中学会認定脳卒中専門医
平成17年 4月から島脳神経外科整形外科医院(川崎市)副院長
平成18年 介護支援専門員資格取得
平成18年 4月 柏原脳神経クリニック開設
副院長が赴任しました。(令和7年4月1日)
この度、副院長に就任しました、柏原健伸です。どうぞよろしくお願いします。
これまでは福井県立病院で脳神経内科医として、パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症(ALS)等の神経難病の患者さんの診察を行ってまいりました。
これからも、院長を中心にスタッフと協力しながら一人でも多くの患者さんが元気になれるよう地域医療の一端を担いたいと思います。
副院長 柏原 健伸(かしはら たけのぶ)
略 歴
平成27年 信州大学医学部卒業
平成29年 金沢大学脳神経内科入局
金沢大学付属病院、福井県立病院、富山市民病院、医王病院にて勤務
令和4年 福井県立病院 脳神経内科副医長
日本神経内科学会 専門医取得
令和5年 福井県立病院 脳神経内科医長
令和7年 柏原脳神経クリニック副院長